名もない恋の詩
今年の見たい映画として、2本あげてた
が、本音を言えば最初は無かった
だって、人気者がメインはっているんだよ?いつもなら、見る対象にならんかった
いや、およそリメイクというもの、駄作しか生まれないという概念がある
テレビドラマの実写化とかなんて、もうひどいものにしかならないからぜんぜん感情移入できない。
仕舞いには、名前だけの無意味なオリジナルに「成り下がる」ことだってある。
だから最初は「所詮は駄作の何者でもない」と思ったりもした。
だけど、元を見たらかなり涙腺が緩みそうになった。
ヤバイと
そうなると、天邪鬼が疼きやがった
リメイク版、どうなるのか?同じくらいワシをやっつけるのか?レッドクリフ見たいにいらっとさせて終わらせるのか?
興味がつきないわ
BALLAD 名もなき恋のうた
元はご存知「クレヨンしんちゃん」の第10本目の映画「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
おばかも仄かにあるのだが、ほぼシリアス。
子供と来た親を泣かすために作ったと言っても過言ではないくらいの出来
9本目のオトナ帝国〜も親を泣かすために作ったようなもの
意図はあったらしい
Wikipediaによれば、只のチャンバラではなく、ちゃんとした文献を元に書いたので、アニメでは異例の「本格的時代劇」
確かに見たことの無い戦闘シーンが続いてたので本当の戦争と、死を書いていた
改めてアニメを見るとどうしても同じところで涙腺が緩む
井尻又兵衛が撃たれて、しんちゃんが脇差し(右手差し)の上にぼろぼろ泣き始め、部下たちが泣きながら「誰がやったんだぁぁ?」と言いながら探すシーン
知っていても来ちゃうんだよなぁ
同じところで緩む映画なんて稀
びっくりするわ
まあ流石に幼稚園児じゃ分かりにくかったんだろう。BALLADのしんちゃん役相当は小学生の設定
ここから、ネタバレ兼た個人的感想書くぞ
それもメールからだ。細工一つも出来ないぞ(笑)
アニメの場合は風間くんが殿様という設定の大河ドラマごっこからだけど、実写(アニメがクレヨンしんちゃん、実写はBALLADの事で)は流石にそれは無理だけど、川上真一が女の子をいじめられているのを助けずに逃げた事からスタート
川上の大クヌギの木で見つけた書箱を見てのタイムスリップ
となるわけだ
で、実写。多少の設定変更はしてたのはしゃーない
簡単に変わったところは
父母への手紙を書く事を提案したのが、廉ちゃんから、お又のおじさん
しんちゃんを住ますのを命令したのが、殿ではなく、廉ちゃん
とか(笑)
いや、意外に「これって必要では?」と思ってカットされたのが、見晴台の又兵衛としんちゃんの男の約束シーン
てかね。又兵衛の鬼井尻とは別に「青空侍」とも言われているんだけど、強く怖いが、暇な1日青空をみるという一面もある(最初の戦場で狙われたときもぼんやり青空を見てたところからだったんだが)
そのなんかどうでも良さそうだが、本質を抜くのはどう?かと
鬼井尻を草なぎ剛?って思ったけど、意外に恐かったわ。そういう意味ではあってたわ。
廉ちゃん(新垣結衣)は逆にそのキャストには見てから???でたけど…気高く無かった感があるんだけど。可愛さは実際いらないんだけど、気高さが必須。その上での一人の女性の恋心なんだが、一人の女性が先で姫の(廉ちゃんの威厳が)無かったきがするんだけど
メインである最後の決闘
え?井尻と高虎の一騎討ち?
まあ、名もなき恋のうたとあるから、廉ちゃん争奪の復讐はわかるが、川上真一とその家族が奮戦しないじゃん
アニメはしんちゃんが高虎をやっつけるから歴史に残ったのに、それだったら、井尻又兵衛が奮戦じゃん
ワシのアニメの涙腺ポイントが実はここもそうだったりする。しんちゃんの逃げる高虎に対しての
「お前、逃げるのか?お前偉いんだろう?だからこんなことになったんだゾ!なのに逃げるのか?!」
「全部お前のせいでこうなったんだゾ!逃げるなんて許さないゾ!」
すげー至極真っ当なことをしんちゃんいうんだよねぇ
切りに来る高虎にみさえが刀で庇い、ひろしがボディブレードで顔面を「打ち貫き」しんちゃんが頭突きであそこに直撃させて高虎を文字通り倒すんだけど…だから、歴史に残ったはずなんだけど…
一騎討ちだと、真一の存在ないんじゃん
最大のひねくれポイントで、今回の行く動機にもなった又兵衛の撃ち抜かれるのかと言うところ
はっきりいう
「廉、邪魔」
まあ、普通の女性ならそうなるんだけど、そこは要らなかった感はあるんだけど…
おかげで泣けなかったわ
恐らく今回しんちゃんがタイムスリップした理由をアニメでは又兵衛が語るのだけど、実写では廉ちゃんが別れ際に語るのはどうかなぁ
そんくらいかなぁ…がっかりポイントは
だからって、レッドクリフのように酷いとは思わなかった
実際結構別なところでやられたからなぁ
私的なんでどうなん?って思われるかも知れないけど、まず、およそリメイクといっても基本的に違う物になりがちなんだけど、台詞や戦闘シーンとか、殆どアニメと同じ。
ひろしの車で敵陣に突っ込むシーンで「ひかれても保険おりねーぞ」って、まんま言っているし、廉ちゃんの炊き出しの後又兵衛の感想もちゃんと同じだし
びっくりするくらいまんまなんだもん。だから、アニメのシーンが、すぐに分かる
アニメではないシーンでは、車を道端に隠していたんだけど、朝に奇襲をかけると言うシーンで又兵衛の「ここでお別れだ」と言った時に何故かゾクって来た
戦闘もリアルになって開戦前に一計を案じる又兵衛も凄いと思った(アニメではないシーン)
そりゃ、大事なシーンなんだよね。レッドクリフみたいに延々見させられるよりも全然よかったわ
実写ではさらに少ない人材で奇襲かけるから、リアリティ出すぎ
後は暁(アニメではひろし、真一の親父でカメラマンと言う設定)が「俺も何か役に立ちたい」と言って、みんなを写真に収めるんだけど、戦国時代だから、何時死んでもおかしくないと思っている時代に、「俺たちの生きてた証が出来た」ってなんかぐっときちゃった
特に高虎は相当の悪役に仕立ているのにも関わらず、男らしさがすげーでてた
確かに廉ちゃんの婚姻を破談になり、井尻に嫉妬したのを期に戦になった
アニメでは破談を口実に領土を広げる為の戦なんだけどねぇ
陣を払い下げる部下の提案を静止して、アニメでは自分の立場のプライドを実写では田舎侍に対する嫉妬でそのままにしたというのもちょっとした違い
本当にアニメよりも欲深く、残忍なんだけど、潔さは実写のほうがよかった
髻(もとどり)を頂戴したとき、アニメはそのまま引き上げたのだけど、実写は「何かあったら助けに来る」という約束をした。
また、又兵衛に負けて、又兵衛に攻撃をしようとした家来たちを「俺に恥をかかすな!」と制止させて素直にまけを認めるたのは、男気があったというか、清々しかったわ
最後のエンディング見てた時は「なんかうらやましいなぁ」とあまりに頓珍漢な感動を覚えた
単純に真一が携帯を使ってみんなの様子を動画で撮ってただけなんだけどねぇ
あ、残念ポイントひとつ
エンディングの歌。映画のために作りましたが丸出しだよぉ
名作のリメイクは作らないという監督の山崎貴がプライドを捨てて作ったって懐疑的だったがすげーかった
ここまでの再現率とオリジナルの要素も相当な作品だった
よっぽどアニメが名作だったという証明でもあるのかな?普通は相当弄るのに、弄ってはいるがトータルではほとんど同じ
これほどまでに感情移入できたリメイクはそう簡単に出ないでしょう
だって、作る側がどこまでオリジナルを大事にするかだし、「俺だったらこうかく」が出すぎている
まあ、色々あったけど、本当に原案に忠実で、かつ、オリジナリティがあって(廉ちゃんはミスキャストって感は否めないが)わしの知るかぎりのリメイク作品では再現率も高く、かなり高い(現時点では一位)の作品でした
只の悲しい恋話ではなく
・自分自身から逃げない気持ち
・アニメと共通で家族の愛
・男ってこういうもん
もう一回見たいと思ったのもここ最近では珍しいと思ったよ
これ、携帯で1時間以上かかって、PCでの加筆修正にさらに一時間かけているんだよなぁ
珍しくかけたねぇ
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